第22回 全国編み組工芸品展 開催!!


2年ぶり、3年ぶりでしょうか?
山葡萄などの蔓で編み込まれた伝統工芸品の展示会が再開されます。
会場は、愛好家からは「聖地」と言われている福島県は奥会津三島町です。

小生も5年前に初めて行きました。
前泊しようと会場付近の温泉宿に片っ端から連絡をしましたが、全て満室。
郡山駅のホテルも全て満室で、仕方なく車中泊覚悟で千葉を出発です。前日夕方郡山駅に着き、ダメもとであるホテルに飛び込んだら、当日キャンセルが出て宿泊できるとのこと。助かりましたね!
当日、会場には開場2時間前に着きましたが、すでにお目当ての店前には長蛇の列、大半が中年女性でした。
会場は全国の工芸品で溢れていましたが、多くの方のお目当ては山葡萄の蔓を使って手作りされた三島町特産のバッグ/籠です。
決して安くはありませんが、東京の専門店価格と比べると30〜40%は安いのです。(後日確認)
並んでいるおばさん(お姉さん?)から情報収集して、あるお店に並びました。
これが大正解!!毎年出展者の中で1〜2位を争う大人気店だったのです。
後日聞きましたら、初日午前中で山葡萄籠/バッグ50個完売だったそうです。平均¥100,0000はする製品ですよ。
小生も山葡萄蔓で作られた横長の手提げ籠と小物入れを買い求めました。
後日、その職人さんから「千葉で伝統工芸展を開催する」と連絡があり、半年ぶりに会場で再会しました。せっかくなので記念にと、A4サイズの書類とペットボトルが縦に入る巾広、縦長の山葡萄蔓製の手提げバッグ(トートバッグ)を特注でお願いしたのです。

それが、これです!!
使い勝手も良く、丈夫です。財布入れの巾着をセットにして、小生の愛用品となっています。

三島町は、一山越えれば新潟県です、昭和の時代は高速道路もなく、陸の孤島で半年間は雪の中での生活です。
雪が降る前に山に入り山葡萄の蔓やカゴやザルになる材料を切り出し、加工出来るように舐めします。それを材料に、外に出られず、農作業の代わりに現金収入を得るため、生きるために作り始めたのがこの編み組だそうです。
作り手のそんな思いを感じながら、小生は大事に使っています。
是非一度お出かけ下さい。心が豊かになります!!

前の記事

【江戸楽】2023年 2月号!

次の記事

【江戸楽】2023年 3月号!