当店風物詩 其の壱!!(その後)

当店風物詩 其の壱ノイその後ですが、ベランダに2週間、常温にて乳酸発酵を行います。
写真をお見せする驚かれるので出しませんが、最初の2〜3日で樽の表面には厚みがあるパンケーキ状の白黴がびっちり出てきます。
一度それを取り除くと、中は透明で綺麗な塩水が見られます。
充分に塩水付けされたらっきょを真水で一皮剥きながら洗い流します。この作業に時間が掛かるのです。


一粒づつ皮を剥き、綺麗な真水で汚れを洗います。
途中、何度か水を換えて半日掛けて塩抜きをするのです。
塩の抜き加減を確認するため、試食するのですが、これが美味いんですよ!「塩楽京」ですね!


次に塩抜きをしたらっきょを、漬込む甘酢を使って煮ます。
これはちょっと信じられないのですが、この作業をすることで「カリッ」とした食感が、丸1年持つのです。
煮る甘酢の温度/時間は門外不出ですかね!
これで、漬込む前の作業は完了です。


甘酢に漬込んだ20kgのらっきょ!(ヘタ取り/皮剥きで、正味は15kgですかね)