シーズン到来! 浅場の鱚釣り!!
7月9日(日)に予定されていた当店主催【第4回小粋に江戸前鱚を釣る会は】は、残念ながら強風のため延期と致しました。(8月20日に開催予定)
当釣会のルールは中通し竿使用がルールなので下見にはなりませんが、浅場での様子を確認したくリール竿/胴突仕掛けでの鱚釣りに知人を誘って行って参りました。
湾奥で通年鱚釣りをやらせる船宿といえば、何と言っても「本牧長崎屋」です。
此処は、鱚胴突釣りの「聖地」とも言うべき船宿で、腕に自信のある猛者が数多く集まります。敷居が高いという方もおられますが、そんなことはありませんよ。長崎屋特製新バージョンの胴突仕掛けを買えば(?)、大船長自ら漁師言葉と言われる昔の「横浜弁」で丁寧に教えてくれます。
当日も5人の家族連れが1組いて、若船長が丁寧に指導していました。
当日はお決まりの「中ノ瀬」ではなく、浅場の富津です。
天気は薄曇り、風もなく、潮は大潮。水深6〜8mの浅場で最高の釣り日和です。
錘は軽めの12号、竿は本日筆下ろしの竿かづ製胴突鱚竿からスタートです。一発目から20cmが出ました。胴がしっかりして細身先調子で聞き合わせの釣りには最適な竿です。
幸先よく、太く丸々した20cm
途中からは、本命の正勇作総布袋全竹2本印籠継2.2m石突付淡竹手元リール竿に変えて竿頭を目指します。
(実は、出船前に大船長が小生の隣に座り込んで20分。此処では紙面の関係と内容も問題なので詳細にはご説明しませんが、コンコンと竿頭を取るためのレクチャーをしてくれました。目指さない訳にはいかないのですーー)
この竿は小生の胴突鱚釣りの想いを具現化したものです。
まずは、座ってやりたい(皆さん立っています)ので、長竿です。胴突きの基本は船下を釣りますので、投げる必要はないのです。チョイ投げする方をおられますが、小生はしませんので長めにしています。
穂先を鯨穂(いわし/背美)やグラスソリッドではなく、小節で極力丸い15号を背負える布袋竹にして脈釣りを意識して製作しました。
布袋印籠継ですので、いくらか重いのですが、感度と鱚がのった時の感覚/曲がり具合は最高でした!!!
昼から、風が少し出てきましたが、陽がさして暑い一日になりました。帰りに中ノ瀬に寄って、沖上がりは14:00。
小生の釣果は51尾、、頭は80尾ですので、まーーいいとこですかね。全体的に渋かったです。
まだまだ、浅場の鱚は愉しめます、是非お出かけを!!